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更新日:2016.10.15 / 開催日:

声は命の表れ 〜 肚トークによせて

こんにちは。北斎ヨガ、創案者のオカザキ恭和です。いよいよ来週末『北斎ヨガ&肚トーク』迫ってきました。ハラハラハラ、となぜそう騒ぐのか…?それは肚が大切な生命エネルギーの源だからであります。肚について今日は少し書いてみますね。北斎ヨガ&肚トークA5チラシ表

肚がテーマといっても、腹筋をバンバンつかうわけではありません。ご安心ください。筋力も多少使いますが、もっと大事な『肚のエネルギー』を感じていただきたいと思っています。肚はそもそも解剖学では実態がないもの、しかしながら東洋医学や日本の武道では重要とされる場所。臍(へそ)のした臍下丹田(せいかたんでん)を中心としたあたりです。

「あの人は肚がすわっているな〜」と言うとき、落ち着いていて安心感がある、自信をもって着実に進めていくようなイメージを持ちませんか。そんな「肚のすわった人」は、か細い声で弱々しく話すことはきっとないでしょう。声も張りがあり比較的大きくゆったり話されるでしょう。

逆に、声をはっきり大きく出すと、肚にエネルギーを巡らせることができます。例えば赤ちゃんは大きな声で泣きますね。泣いたあとはすやすや眠りについたり笑ったり、切り替えが早い。湧いて来た感情や欲求を全身で伝えて命のエネルギーを巡らせます。大人がどこでも自由に泣くには無理がありますが、声を出すことは、しまい込んでいた感情や欲求の発露にもなるので、非常にすっきりします。カラオケもしかりですね。

ちなみに北斎が生きた江戸は、朝から晩まで「もの売り」の声が響いていました。朝は納豆売りやアサリ売り「あさり〜〜〜しじみ〜〜〜よぉーーいっ。あさり〜〜〜剥き身よぉ〜〜〜〜いっ。」夕方は「とうふ〜〜〜〜ぃとうふ〜〜〜〜ぃ、生揚げがんもどき。とうふ〜〜〜〜ぃとうふ〜〜〜〜ぃ」などなど。大きな売り声に応えて、買い手も「はいよ、一丁おくれ」とはつらつに応えていたかもしれません。

今回の北斎ヨガは、肚から声を出してみます。まずは『あ〜〜〜』『お〜〜〜』と単純に倍音発声から。江戸っ子たちは知ってかしらずか、物売りも倍音発声が多くみられました。肚をつかうのに倍音発声は最適なんですよ。声を出すとたくさん息が吐けるので、それこそまさに複式呼吸。深い呼吸は内臓が、肚が動きだす大事なポイントです。

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みなさんと声を響かせるときの『一体感』、これもシンプルながらなかなかの充実感。先日外国人の方と北斎ヨガをしたとき『声を出すのは気持ちいい』と感想をいただきました。みんなで声を出すから恥ずかしくない、ふだん大きな声をだせないから声を出す場があるのはよかったそうです。
声は、波動、振動です。声帯が震えて骨や細胞に微細な振動が伝わり、血液や体内の水分などの巡りをよくする効果が期待できます。江戸っ子のように、声をだしてお腹をつかうと、肚という生命力が活き活きしてきますよ。
(※声をださずにふつうにポーズをとることもします〜)

 

10月23日(日)10:30~12:00   肚トーク25分+北斎ヨガ60分 詳細・申し込み⇨